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~どんな医師を目指す?~医学部2年生授業報告

2017年7月18日に医学部2年生 系統講義 医学史・医学概論の中で「-どんな医師を目指す?-」をテーマに授業を行いました。昨年度はワークライフバランスをテーマにしましたが、今回は北海道 肺がん患者と家族の会からご自身が肺癌患者様でいらっしゃる内山浩美様と内山様の主治医である内科1の品川尚文先生にお越しいただき、肺癌という疾患を通し「良い医師」についてグループディスカッションを行いました。

内山様からは肺癌の発見・診断・治療のそれぞれの時点でのお気持ち・ご家族や医療者とのかかわりをお伝えいただき、プレアンケートで出た質問にもお答えいただきました。

主治医の品川先生からは肺癌という疾患を通し、患者さんへの接し方・厳しい現実の告知の仕方等お話いただきましたが、医療におけるコミュニケーションとして普遍的なメッセージでした。内山様・品川先生からの医師の卵の方々への熱い思いが伝わっており、ポストアンケートでは患者様と主治医の両者の立場からのお話が聞けて勉強になったという感想を多数いただきました!

情報提供などさせて頂きますので、医師になる前にがん患者さんからのお話を聞きたい方がいらっしゃいましたら当室までご連絡ください。